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2022年版|助成金利用で補助金を受けて実施できる工事の一覧をご紹介

今回は、東京都の中小企業のための感染症対策助成事業についてご紹介します。 
オフィスの感染症対策工事に都の助成金が支給されることをご存知でしょうか。最大で200万円まで支給されるこの助成事業。従業員や来訪者を感染から守るため、感染対策工事を検討している法人様にはぜひ活用いただきたい事業です。

助成金の制度

■感染症対策サポート助成事業の概要

この助成金は東京都中小企業振興公社が新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための事業者の取り組みを助成するもので、助成対象者は都内の中小企業者、個人事業者、一般財団法人、一般社団法人、NPO法人などです。受付期間は2022年3月31日まで、工事完了は6月30日までとなっています。検討されている方はお早めにお問い合わせください。

■最大でいくら助成金が支給されるのか

気になる助成率は3分の2で、最大で200万円まで助成されます。実は、前回までは最大100万円だった換気設備の設置を含む工事の助成額が、今回200万円まで引き上げられています。ウィズコロナ時代に、コロナ感染対策は企業にとって欠かせないものとなりました。助成金を利用して対策を行えば、負担も少なく、会社や従業員、お客様の安心にもつながります。

助成金で対象になる工事

■感染防止に効果的な「換気」に関わる工事

オフィスはどうしても密閉空間となりやすく、適切な換気を行うことが難しいと言われます。そのため、換気扇や吸排気設備を設置して、機械換気を行う必要があります。
助成を受けられる「換気」に関わる工事をご紹介します。

【換気扇や吸排機設備の設置】
暑さや寒さを我慢して窓を開けて換気をしていませんか?窓開け換気は、外の音が執務の邪魔になったり、快適な室温を保てず集中できないなどのデメリットがあります。新鮮な外気を取り込み、汚れた空気を排出する機械換気設備の設置工事を行うことで清潔で快適な執務環境を保つことができます。

【換気機能付きエアコン及び全熱交換機設置工事】
通常のエアコンは室内の空気をエアコン内で冷やす又は温めて、室内に戻すことで快適な室温を保ちます。そのため、感染防止の観点では別途換気をする必要があります。換気機能付きエアコンや全熱交換器を設置することで、省エネと換気を同時に行うことができます。

【窓、扉、網戸の設置】
空気の通り道を増やすための窓や扉の新設、窓開け換気の際の防虫網戸の設置も助成金の対象となります。

【空気清浄機、加湿器の設置】
会議室や応接室など様々な人が出入りする個室には、空気清浄機や加湿器があると安心です。

■「飛沫」や「接触」を防ぐための設備工事

オフィス内の感染経緯として、咳やくしゃみだけではなく、至近距離での会話による「飛沫感染」も多いです。
また、給湯室やトイレなど多くの人が利用する設備も感染経路となりやすいです。

【パーティション、ビニルカーテン、ロールスクリーン、アクリル板設置工事】
オフィスのデスク配置を大きく変えることが難しい場合や、スペースが限られている場合は、アクリルパネルやロールスクリーンの設置で感染防止対策を行うことができます。※その他内装・設備工事も助成対象です(電源が必要な場合電気工事も含みます)

【自動水洗及び自動扉開閉トイレ設置工事】
多くの人が使うトイレ周りの設備もできるだけ、触らずに利用したいですよね。使用後に自動で洗浄し蓋が閉まるセンサー機能のついたトイレ設備の設置工事も助成対象です。

【自動水栓設置工事(手洗い)】
トイレの手洗いや給湯室に設置されている水栓も自動にすると安心です。水栓のレバーを頻繁に除菌して、清潔に保つことは難しいです。また、自分がどんなに気をつけていても、他の人がどのように利用するかまでは目を配ることはできません。自動水栓であれば、触れずに水道を利用することができ、快適&衛生的です。

【床や壁を清拭できる素材に張替える工事】
お掃除しやすい素材に張り替えると、オフィス内を清潔に保ちやすくなります。また、抗ウイルス仕様の床材や壁材を採用すると、空気の動きや歩行によって浮遊したウイルスの拡散量を減らすことが期待できます。

■ソーシャルディスタンスを保つためのレイアウト変更工事

ウイルス飛沫による感染防止のためには、従業員同士が半径2メートル以上の距離を取ることが理想と言われています。
そのため、デスクの配置変更や、パーテーションを設置などを行うと良いでしょう。

【席の間をパーティションで区切る工事】
仕事が忙くなると、ついソーシャルディスタンスへの意識が薄らいでしまいます。パーテーションやアクリルパネルが設置されていると自然と感染対策を意識できるというメリットもあります。

【席の間隔を空けて座れるようにするためのレイアウト変更作業】
飛沫感染を防ぐため、対面で座るデスクレイアウトを、背中合わせや並列にレイアウト変更する工事も助成金対象となっています。

■感染防止のための備品の購入も対象!
空気清浄機などの備品購入費も助成対象となります。その他、パーティション、ビニールカーテン、ロールスクリーン、アクリル板などの購入費用も助成対象です。

実際に弊社経由で助成金を受け工事を実施した事例

弊社では、助成金の対象となる感染防止対策工事を豊富に行っています。実際にご相談いただいた工事内容を一部ご紹介します。

■室内の温度を保ちながら換気ができる「換気設備(ロスナイ)」工事例

【導入会社様の相談内容】
それまでは窓を開けて換気を行なっており、雨の日や強風時に換気ができずお困りでした。
「ロスナイ」という換気設備を、助成金を使って導入することで24時間換気ができるようになりオフィス環境が改善しただけでなく、結果的に省エネにもつながったと嬉しいお声をいただいています。
(工事金額:539,000円  助成金額:326,000円 自己負担額:213,000円)

【ロスナイとは?】
三菱電機が1970年に開発した、世界初の紙による静止形全熱交換形換気機器です。「空調機能」「換気」「空気清浄」「遮音」と1台で多彩な機能を持ちます。いちばんの特徴は、その名の通り熱の「ロス」が「無い」という省エネ機能。エネルギーロスを大幅に低減しながら、換気&快適な室温を両立してくれます。

■来訪者も見た目で安心「空気清浄機」の設置例

【導入会社様の相談内容】
商談スペースとして使っていた会議室は窓がなく、使用する際はドアを少し開けて換気するなどの対応が取られていました。しかし、商談内容が室外に聞こえてしまうのではとお客様を不安にさせてしまうというトラブルが発生。業務用の空気清浄機の設置工事を行い、安心して商談に集中できる環境になったそうです。
(工事金額:376,200円 助成金額:250,000円 自己負担額:126,200円)

■接触防止の「自動水栓」工事例

【導入会社様の相談内容】
従業員の方から、トイレの手洗い水栓の利用が不安だという声が複数上がったとのことでご相談をいただきました。給湯室の水栓と合わせて、オフィス内の水栓を全て自動水栓に変更する工事を行うことで、清潔に利用できるオフィスとなりました。従業員の方の働く満足度も上がったというお声もいただきました。
(工事金額 632,350円 助成金額 421,000円 自己負担額:211,350円)

いかがでしたでしょうか。フロンティア技研では、オフィスにまつわる幅広いサービスを取り揃えております。

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