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オフィスセキュリティとは?重要性や対策まで徹底解説します!

オフィスセキュリティとは

オフィスセキュリティとは、「空間セキュリティ」と「情報セキュリティ」の2つのことを指します。

「空間セキュリティ」は、社員や取引先、宅配業者等、オフィスに訪れる人の動線から考えるセキュリティのことです。

「情報セキュリティ」は、システムのアクセス制限やネットワークセキュリティ等、情報資産を保護するためのセキュリティです。

以上のように、オフィスセキュリティは、パソコンやネットからの情報の漏洩を防ぐことだけはありません。パソコン、サーバー、電話、オフィス家具、金庫、契約書等の機密書類や取引先の名刺情報、社員同士の会議等のオフィスにある重要な資産を守ることをいいます。

オフィスセキュリティ対策の重要性

次にオフィスセキュリティ対策の重要性について解説していきます。
オフィスセキュリティ対策が重要な理由には、大きく下記の3つがあります。

1.情報漏洩を防止するため
2.オフィスにある資産を守るため
3.社員を守るため

順番に解説します。

1.情報漏洩を防止するため

オフィスには重要な情報がたくさんあります。顧客情報や自社の経営情報等です。もしそれらの重要な情報が漏洩してしまうと、顧客や取引先からの信頼や信用を失ってしまい、会社に莫大な被害や、損失を被ることになります。そうならないように、オフィスセキュリティ対策をしっかりとし、情報の漏洩を防ぐことは、顧客や取引先の信頼を守り、自社の企業価値を守ることに繋がります。

2.オフィスにある資産を守るため

オフィスには業種にもよりますが、パソコンや、現金や小切手等、金銭的価値を持つ物も多数あります。これらの資産を守るためにもオフィスセキュリティは必要です。

3.社員を守るため

オフィスセキュリティ対策が不十分ですと、社員の個人情報が外部に漏れてしまうことや、不審者の侵入に繋がる場合もあります。社員も個人情報が外部に漏れることで、社員のプライベートに被害が出たり、不審者の侵入で、社員が危険な目に合う可能性も高まります。社員を守ることは、会社の果たすべき役目でもありますから、オフィスセキュリティ対策はきちんとしましょう。

オフィスセキュリティ対策の流れ

次にオフィスセキュリティ対策の流れを解説していきます。

①ゾーニングの検討

まずゾーニングの検討をします。

ゾーニングとは

ゾーニングとは、オフィス全体で、どのエリアにどの程度のセキュリティが必要なのかを検討し、各エリアをセキュリティレベルごとにゾーン分けすることをいいます。

セキュリティレベルの参考例は下記の通りです。自社のオフィスに当てはめて、各エリアをゾーニングしてみましょう。

・レベル1:誰でも利用できる公共性が高いエリア
     (エントランスやエレベーターホール、廊下等)

・レベル2:社外の人も利用できる共有エリア
     (オフィスのロビーや打ち合わせ室等)

・レベル3:基本的には社内の人が利用する業務エリア
     (執務室や会議室等)

・レベル4:特定の社員のみが必要な時に利用できるエリア
     (金庫室、サーバールーム、更衣室等)

ゾーニングの重要性

ゾーニングをせずにセキュリティ製品を導入してしまうと、使い勝手や業務効率が悪くなったり、運用が上手くいかなくなったりします。導入した後に不備や問題が発覚すると、修正や、追加のコストがかかります。そうならないためにも、オフィス開設の時点でゾーニングの検討をすることが重要です。

ゾーニングの仕方

ゾーニングは下記の流れで進めていきます。

1.どのような用途のスペースが必要かをリストアップ
2.動線の確認
3.各ゾーンに適したセキュリティの決定

来客が多いのか、保管する資料が多いのか、打ち合わせが多いのか、企業によって状況は様々です。そのため、各企業、各オフィスごとにセキュリティスペースは変わってきます。自社の業務内容と照らし合わせてスペースとセキュリティレベルを検討することが大切です。

②セキュリティ対象物の設定

ゾーニングが完了しましたら、次はセキュリティ対象物の設定をします。

顧客、個人情報、経営管理等の情報類、パソコン、現金、小切手、金庫等の資産類をそれぞれのセキュリティレベルに当てはめ、どのゾーンで管理するかを設定します。

③セキュリティ仕様の検討

次にレイアウト、セキュリティ対策製品の検討、運用方法の取り決めを行います。

社員、取引先、配送業者等の動線を考え、セキュリティゾーンのレイアウト、そして実際に導入するセキュリティ対策製品の検討をします。セキュリティ対策製品が決定しましたら、運用方法についても決めておきます。

④見積り検討・導入・運用

次に、業者に見積りを依頼し、検討を重ね、実際に導入し、運用していきます。

⑤確認・改善

運用していく中で、問題等が発生しましたら、早急に協議をし、改善していきます。

オフィスセキュリティ対策の具体例

それでは、具体的なオフィスセキュリティ対策の製品についていくつかご紹介します。

入退室管理システム

1つ目が入退室管理システムです。

入退室管理システムは、「いつ」「誰が」「どこに」入退室したのかを管理できることに加え、入退室自体を制限できます。そのため不正侵入の防止や、万が一情報流出が起こった際の原因追及にも役に立ちます。

認証方法には、テンキー方式、ICカード認証、スマホ認証、生体(指紋・顔)認証等いくつか種類があります。セキュリティのレベルや用途にあわせて選ぶことができます。

監視カメラ

2つ目が防犯カメラです。

防犯カメラを設置することで、監視されているという意識が働くため、不法侵入や、社員の不正行為を防ぐことができます。エントランスやロビー等の人の出入りが多い場所だけでなく、人の出入りが少なく、目が届きにくい場所にも設置しましょう。

収納セキュリティ

3つ目が収納セキュリティです。

収納セキュリティを設置することで、社内で保管されている書類や備品の持ち出しを制限し、管理することができます。したがって情報漏洩のリスクを減らすことができます。

パーテーションの利用

4つ目はパーテーションの利用です。

パーテーションは来客からの目隠しやセキュリティゾーンの仕切りにも使えます。また最近では、電子ロックをつけることができたりと、多機能性に優れたパーテーションも出てきています。目的にあわせて種類や機能を選ぶことができます。

RENEWAL ITOKI TOKYO XORKご招待会開催のお知らせ

いかがでしたでしょうか。今回は、オフィスセキュリティについて解説しました。オフィスセキュリティ対策は、顧客、取引先からの信頼や自社の企業価値を守ることに繋がります。オフィス開設の時だけでなく、定期的に自社オフィスのセキュリティを見直してみてください。

そして、6月20日(月)~24日(金)にRENEWAL ITOKI TOKYO XORKご招待会を開催することになりました。2022年7月以降発売予定の新商品をご紹介します。ハイブリッドワークを高度に実現するイトーキ製品をぜひご覧になってください。

※完全予約制になります。お気軽にフロンティア技研までお問い合わせください!

〇日程

6月20日(月)~24日(金)

10:00~17:00(受付は16:00までになります。)

〇場所

〒103-0027

東京都中央区日本橋2丁目5-1

高島屋三井ビルディング


さらに、フロンティア技研では、オフィス関連の幅広いサービスを取り揃えております。気になったサービスやオフィス全般の漠然とした質問等もお気軽にお問い合わせください。

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